食物繊維やお米の糠に含まれるフィチン酸などと結合して吸収されなくなります。

画期的な新薬の中には１回あたりの価格が数万円以上になり、医薬品メーカーの年間売上高が1000億円規模になるようなものがある。
こうした薬を使う場合、患者に対しては税金や保険料で賄う公的医療保険の適用などにより、実際の負担を抑えている。
厚労省は今後、税金と保険料で患者負担を賄う部分が大きくなるとみており、医師や患者向けの指針を作って適正な投与を促す。
病院と医師、患者向けに要件を設け、病院には入院設備があり24時間の診療が可能であること、医師には一定のがん化学療法の経験をそれぞれ求める方向だ。
患者にも使用に一定の条件をつけるが、年齢で差別しないようにする。
ただ投薬しても効き目がない場合もあり 、どの患者に効果があるか調べ、一定の効果が期待できる患者に限ることも検討する。
また地方などで治療が受けにくくならないよう目配りする方針だ。
指針対象とする最初の新薬はオプジーボ。
１人あたり年3500万円の超高額薬だが、手術のできない末期がん患者にも劇的な効果があると期待される。
ただ患者５万人にオプジーボを１年間使うと薬代だけで１兆7500億円かかる。
これは薬剤費全体の２割に相当する。
日本医師会も皆保険制度が維持できなくなるとの危機感を持ち、何らかの対策が必要とみる。
厚労省は高コレステロール血症治療薬レパーサの指針づくりも進める。
今年４月に発売し、１キットあたりの価格は２万2948円。
ただ繰り返し投与するため、患者負担は高くなりがち 。
厚労省は適正使用を促し、薬剤費の増加を抑えたい考えだ。
12年度の薬剤費は8.5兆円と、この10年で２兆円増えた。
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さらに、カルシウム吸収を更に助ける、カルシウム吸収促進素材のCCP(カゼインホスホペプチド)が配合されています。
カルシウムなどのミネラルは、食物繊維やお米の糠に含まれるフィチン酸などと結合して吸収されなくなります。
ところが、CPPはカルシウムとあらかじめ結合していると、食物繊維とミネラルの結合を防ぎミネラルの吸収をよくしてくれるのです。